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【トリノ五輪】時差が恨めしい…

A.M.6:00。
いつものように目覚ましにたたき起こされ、寝惚けたままTVのスイッチを入れる。


あー、なんか滑ってるー。フィギュアだー。きれーい。
そっかー、昨夜オリンピック観てたからー、チャンネルがNHKのままなんだー。


あれーえ?
"LIVE"って書いてあるー。生放送かー。ふーん。




実況:『素晴らしい演技でした荒川静香!』




へ?


い、今の荒川静香だったの!?

※この時点でようやく覚醒。




そんなワケで、不覚にも荒川静香の演技を見逃しました…orz
寝起きが悪いってこういう時に不便だ。

7:00頃の、村主章枝の演技はちゃんと観たぞ。
荒川の完璧だったというSPの演技、観たかったなあ。



ところで、どうもマスコミは女子フィギュアというとミキティ×2言うが、私は村主や荒川の演技の方が好みだったりする。
(勿論ミキティの4回転ジャンプには興味あるが)

特に村主!!今更私が言うことでもないが、彼女の演技力というか表現力は本当にすばらしい。彼女のスケーティングは大好きだ。
村主のSPの採点は、ちょっと辛かったんじゃないかと思うのはファンの欲目だろうか?


フリーではラフマニノフのピアノ協奏曲2番で滑るらしいぞ。荘厳な感じの、私も好きな曲だ。
(フィギュアでは結構お馴染みの曲なんだろう。昔どこかの大会で、伊藤みどりがこの曲で優勝しなかったか?)
演技力抜群の村主に相応しい曲だと思う。フリーの演技を楽しみにしていよう。

勿論、荒川の演技も楽しみにしているぞ。ミキティの4回転もな。


いっそ村主と荒川で1、2位!とか夢見てもいいですかね。
ミキティは…上位がミスらない限りちょっと難しい位置ではあるが、力一杯演技して、入賞を目指して欲しいものだ。


そしてなにより。
彼女らがこの舞台を存分に楽しみ、演技の後に晴れやかな表情をしているといいなあ。
それがいちばん大事。

<フィギュア>荒川3位発進、村主は4位、安藤は8位
村主メダルへ希望の道…技に走らず異彩放つ






<フィギュア>荒川3位発進、村主は4位、安藤は8位
 [ 02月22日 07時24分 ] 毎日新聞社

 トリノ五輪第12日目の21日、フィギュアスケートの女子ショートプログラムが行われ、荒川静香は迫真の演技で66.02点の3位、村主章枝は61.75点で4位、安藤美姫はジャンプミスがあり56.00点の8位につけた。イリーナ・スルツカヤ(ロシア)は66.70点の2位、サーシャ・コーエン(米国)が66.73点で1位発進した。【野口美恵】

 荒川は、最後のビールマンスピンが終わった瞬間、喜びがこらえきれず、こぼれるような笑みで天を見上げた。世界でも荒川だけの手で支えないY字スパイラル、美しいドーナツスピン、深いエッジワークで魅せるステップなど、すべての要素で圧巻。3回転フリップはステップを踏みながら飛び上がるなど、フィギュア演技の限界に迫る舞を披露した。クール・ビューティーと称される荒川も、この日ばかりは「びっくりしました」と自己ベストの高得点に興奮。「安心せずにあさって(フリー演技)につなげたい」と最高のスタートを切った。

 村主も完璧な演技と深い表現力で、観客を魅了した。序盤からスピードに乗り、3回転ー2回転の連続ジャンプもピタリ。バックのY字スパイラルなどで、高得点をマークした。リンクから上がったとたん佐藤信夫コーチを抱き合い「あー緊張したー」とほっとした様子。表彰台へ夢をつないだ。

 緊張した表情の安藤は、「3回転+3回転」の連続ジャンプが回転不足で着氷に乱れ、片手をついた。また後ろ向きに滑るスパイラルでは、壁に近寄りすぎてバランスを崩すなど、小さなミスが目立った。しかし後ろ向きに滑りながら足を両手で持ち上げる「ビールマンスパイラル」や細かいワイエッジワークなど、随所に工夫を凝らしたプログラムを披露。演技が終わった瞬間は固い表情だったが、声援が耳に入ると、ホッとしたのか笑顔がこぼれた。「フリーは悔いが残らないよう、4回転ジャンプは絶対にやりたい」と安藤。フリーに上位進出への望みを託した。

 ○…世界選手権覇者のスルツカヤ(ロシア)が、SPでコーエンにリードを許した。技術点にあたる要素点ではトップの評価を受けたが、技のつなぎや振り付けの部分で伸び悩んだ。それでも点差はわずかで、優勝争いの中心にいることに変わりはない。SP2位をどう自己評価するか、と聞かれたスルツカヤは「自分の滑りはできた。フリーで何かを変えるつもりはない。このままいく」と女王のプライドを披露。逆転金メダルをかけて、荒川とともに、コーエンを追う。

 ○… 五輪、世界選手権で金メダルと縁がない米国代表のコーエンが、0.03点の小差ながらSPで首位に立った。スピード感のある演技、両足を180度近く開脚するスパイラルの姿勢の美しさなどが高く評価された。前回五輪ではSPで3位につけたが、五輪初出場の緊張感もあってフリーの3―3回転ジャンプで手をつくミスを犯し、4位に落ちた。コーエンは「今までの私とは違う」とフリーでの演技に自信を見せつつ、トップの3人が激しく金メダルを争う状況だけに「今日のことは終わったこと。明日はゼロから始まると思っている」と気持ちを引き締めていた。


村主メダルへ希望の道…技に走らず異彩放つ
 [ 02月22日 17時05分 ] 夕刊フジ

 【トリノ=櫃間訓】情熱はここにある-。トリノ五輪のキャッチフレーズをそのままに、銀盤で表現してみせた村主章枝(25)は、ショートプログラム(SP)で4位につけた。派手なジャンプこそないが、それを補って余りある情感が会場を魅了。氷上のアクトレスは、他の追随を許さない「村主ワールド」で表彰台を目指す。

 「前回とは、会場の雰囲気がまるで違う。前回はお客さんと遠くて、今回はお客さんの呼吸が聞こえる。2回目だけに違います」

 5位で終わった前回のソルトレーク五輪から4年。充実のSPを終え、普段どおりの柔和な笑顔で語った村主。だが、演技に入るときはまるで別人の、張り詰めた情熱的な表情を見せていた。「アクトレス」と呼ばれるゆえんだ。

 「私たち(スケーター)は、自分が感じていることを、見てくれている人たちに伝える努力をしなければならない」

 審判による採点競技でありながら、そうさらりと話す様は、アスリートというよりエンターテイナー。新採点方式の導入で技に気を取られる選手が増える中、村主の演技は異彩を放っていた。

 哀愁を帯びたスパニッシュギターの旋律に乗せ、多彩なスピンや、床を踏み鳴らしてフラメンコを踊るダンサーのようなステップを、感情細やかに披露。

 イタリア入りの際、ミラノ空港で「Passion lives here!」という五輪のキャッチフレーズを目にした村主は、大いにインスピレーションを受けた。

 「すごく良い言葉をもらった。せっかくここへ来て滑るのだから、イタリア人の情熱を感じたいし、共有もしたい」

 この1年、「情熱」をテーマに演技に磨きをかけてきた村主にとって、まさに運命の出合い。追い風を得た村主は順調な調整で本番を迎え、情熱の国イタリアの観衆のハートを、ガッチリとつかんだ。

 今季は開幕直前の9月、休暇中に突然、右足股(こ)関節に歩けなくなるほどの激痛が走る原因不明のアクシデントに遭い、大きく出遅れた。無理をおして出場した11月のGP第2戦では、ミスを連発して8位。ほかの日本選手の好調が伝わる中、周囲だけでなく本人も「トリノに間に合わないかも」と不安を覚えた時期があったという。

 国内選考が佳境に入った12月のNHK杯でも、SPで転倒して6位発進。しかし、この大ピンチから滑りが変わった。フリーで1位となり、総合2位までカムバックすると、最終決戦となった全日本選手権では今回の代表でただ1人、15歳の浅田真央を抑えて優勝。逆転で2大会連続の五輪キップを手に入れた。

 「たくさんの人の応援で、元気になって、トリノへ来ることができたから、今度は私がみんなを元気にする番。点数よりも、みんなが喜んでくれる顔を選びたい」

 メダルではなく、ハートを狙った演技が、会場との一体感を生む。

 「SPの仕上がりは、全日本のときよりよくなっている。細かいミスがないわけでもないので、ケガが響いているのかなぁ。スピンが遅い。ステップも多少、高い得点につながらない部分があった。明後日までに修正したいポイントをきっちり直します」

 メダルをかけて臨む23日のフリーの曲は、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲2番」。副題は「希望の道」だ。

 「お客さんに光と影、希望の道を示せればいい」。それがかなえば、メダルへの“希望の道”は開ける。

【フィギュア】

 ▽女子(SP)

(1)サーシャ・コーエン(米国)66.73点

(2)スルツカヤ(ロシア)66.70点

(3)荒川静香(プリンスホテル)66.02点

(4)村主章枝(avex)61.75点

(8)安藤美姫(中京大中京高)56.00点

ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-02-22 22:00 | すぽると | TOP▲

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