通勤電車と優先席と、おかあさんになる人と

マヌケな怪我をしてから早や3週間。
GWは医者に言われた通りにおとなしく過ごしましたよ。ちぇ。

ところでそんな怪我をしてからの日々、一番辛かったのはやはり通勤電車だ。
つり革はそれ自体が揺れるため支えにはならず、身体を支えるためには両手で鉄棒を掴まなければならなかった。
しかも鉄棒をつかめる位置に立つと、満員電車では他人の体重まで支えるハメになる。
地元から都心へ向かう電車はまだいい。鈍行に乗れば空いているからな。
問題は山手線である。コイツは常に馬鹿馬鹿しいくらいに混んでいる。
キビシイ。トテツモナクキビシイ。

そんな状態だから、電車に乗る時は、優先席のある車両に乗るようにしていた。
普通の席では、座れても怪我した足を蹴っとばしていく心無い人が結構いるのだ。
コッチだって好きで片足投げ出してるワケじゃねえ曲げられねえんだよと何度叫びたかったことか。
優先席に座れば、さすがに蹴られることは殆どなかったからな。

優先席の前に立って、席を譲ってもらったことが一度だけあった。
譲ってくれたのはキャリアウーマン風のお姉さん(たぶん30代くらい)。
あの時は本当に助かりました。お姉さんありがとう。
逆を言えば、それ以外に席を譲られた事がなかったという事なのだが…。
まあ私もスカート率低かったし、怪我が分かりにくかったせいもあるだろう。そういうことにしておこう。

とにかくそんな風に優先席の前に立つ事が多かったせいで、イロイロと考えさせられる事が多かった。
優先席がある車両が少ないとか、車椅子用のスペースがある車両もあるがこの混みようでは乗るに乗れないだろうそもそも本気でバリアフリーとやらに取り組もうとする気があるのかとかまあイロイロ。
そして優先席に座る人たちの事情とか。


足もそろそろ治ってきて、でも相変わらず鉄棒にすがらないと揺れた時に転びかねないから座れると楽なんだけどなあくらいの気持ちで優先席の前に立っていた時。
その優先席近くのドアにもたれかかっている女性が目に入った。
その女性の腕にかけたバッグには、見覚えのあるマークのついたストラップが

うわあこの人おかあさんになるんだ。

うわあすごいと何故か感動。そういえばこのマーク街中で見たのは初めてだ。
ちょっと誰か席譲ってあげなさいよと目の前の優先席に座った人を見る。
3人席の右端に座った女性は・・・とても具合の悪そうな人だ。時々咳き込んでいる。
左端に座った中年男性は・・・分からないけどひょっとしたら心臓とか何処かが悪い人かもしれない。
しかし真ん中に座ったにーちゃん、オマエは絶対違う。どこも悪くねえ!
本当にこの席を必要としている人は優先席でケータイ弄ったりしねえんだよボケ!
しかもケータイに夢中で周りを見ることもしやしねえ。
コンニャローメ脳天に元彌チョップ喰らいてえのかバカヤローコンニャローメ!

・・・言えない。
例え向こうが悪くても「ちょっとどきなさいよ!」なんて言えない。私は小心者だ。

どうしたものかと困っている時、電車が目黒駅に到着。件のにーちゃんが席を立ち電車を降りた。
やった!おかあさん席空いたよ!!とキラキラした目(たぶん)で彼女の方を向くと・・・ありゃ、おかあさんも降りちゃった(´・ω・`)

せっかくおかあさんマークを見つけたのに、悲しい結果に終わりました。


そういえば、私は妊婦さんに席を譲ったことがない。
赤さん抱いたおかあさんにはあるんだけどな。
(アレを無視できるおっさん連中の神経の太さに驚いちゃうね)
遭遇する機会が少ないのかも知れないが、見た目じゃほとんど分からないのだ。
お腹が目立たない5ヶ月以下なんてまず分からないし、着た経験がないせいかマタニティドレスと普通のワンピの区別すらつきませんよ。最近のおかあさんはお洒落だから余計にさぁ・・・orz
高いヒール履いてたらまず違うだろうというくらいしか区別できないのだ。

↑のおかあさんもジーンズ履いてたし、マークがなきゃまず分からなかっただろう。


アンケートによると、席を譲られたことがない妊婦さんは44%にも上るらしい。

おかあさんになる皆さん、お願いです。
私のようなニブい人間にも分かるように、おかあさんマーク(マタニティマーク)をつけてください。
そうすればこの結果も少しは・・・いや全く違うものになると思いたい。


たまひよのアレは分かりやすくてしかも可愛いのでおススメです。
NPO法人の公認マークにもなっているし、以前持ち上げておいて今更言うのも何だけど政府が公表したマークより分かりやすいと思う。こっちの方をオフィシャルマークにすりゃ良いのにな。




<妊婦>席を譲ってもらった相手は…女性67%、男性26%
 [ 05月05日 17時11分 ] 毎日新聞社

 ベビー用品メーカーのコンビが、妊娠中の女性に「電車で席を譲ってもらった経験」をアンケート調査した。譲ってもらった相手の性別は女性67%、男性26%で、男女差のあることが分かった。

 3月1~14日、妊娠中の1074人がネットで回答。「妊娠中、電車に乗った際に席を譲ってもらったことがありますか?」の問いには「全くない」が44%でトップ。以下「たまにある」と「めったにない」が各16%だった。

 譲ってくれた人の年齢と性別(複数回譲ってもらった人は、最も多かった人)を印象で聞いたところ、20~30代の女性が33%で最も多く、40代以上の女性が29%で続いた。同じ年齢層の男性は、20~30代が15%、40代以上は7%だった。

 初めて譲ってもらった時の月齢は、7カ月が25%で最も多く5カ月以上が85%。担当者は「やはり、おなかが目立つと譲り始められる。男性は、自分が妊娠しない分、気付きにくいのでは」と分析。「しかし、おなかの目立たない妊娠初期の方が体はつらい。厚生労働省が発表したマタニティマークの普及など、環境の整備が待たれる」としている。【大迫麻記子】

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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-05-07 02:02 | News | TOP▲

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