リアルモテリーマン

主要ターミナル駅というものは、たいてい始発から終電まで混雑している。
たまに利用するくらいならまだしも、これが会社の最寄り駅だったりすると、毎日毎日ぼくらは人混みの波にもまれてイヤんなっちゃうのだ。

そんな状態だから、今更いちいち周りを見回すようなことはない。ただまっしぐらに目的地を目指すのみ。
時々、明らかに常連さんでない人たち(おのぼりさん風のおばちゃん集団とか、長期休暇中の子供たちとか)が人波をさえぎっていたりすると、少し邪魔そうに見やる程度。
駅構内のすみっこに座り込んだり壁にもたれたりして、ケータイをいじったりしているような人たちは、ほとんどオブジェ。あってないようなモノである。

今日の帰りも、いつもと変わらぬ駅構内、壁にもたれる人たちの横を足早に通り過ぎる。




…あれ?


オブジェの一部、ひとり佇むサラリーマン風の男性が妙に心の中に引っかかった。
微妙にミョーなポーズで立っていなかったか?

背中を壁にもたれた状態で、両腕を身体の横に伸ばしたまま、その手のひらを背後の壁につけ、更に片方の足の裏を壁にぴったりつけている。


う~ん、あのポーズ、なんかどっかで見たことあるような。




あ!!!

モテリーマンだ!!!

<ハンティング>のポーズだ!!!



ご存知フリーマガジン「R25」で連載されている「(プチ)スマートモテリーマン講座」。私的笑いのツボにハマり、毎回ひそかに楽しみにしている。
No.87(3/30発行)の講座は「第82回 どこにでもあるが誰も"ツール"と考えない。壁でモテる」。このネタにまったくおなじポーズが載っていたのだ。
<ハンティング>は、有事の際に現場まで急行できる姿勢。壁は実用的なツール、スターティングブロックとなる。蹴って飛び出せるように身構えた男の目はまるで猛禽類、通り掛かったOLちゃんの心拍数を上げる。

リアルにモテリーマンを見たのはさすがに初めて。
しかもピンだ。仲間といてふざけているのではない。
やってくれるぜリアルモテリーマン!

こっちもピンだったので、笑いをこらえるのが大変だった。
確かに彼は、通り掛かった私の心拍数をあるイミ上げてくれた。


ちなみに「スマートモテリーマン講座」は書籍化されている。
本屋で見かけたら勢いで買ってしまうかもしれない。



蛇足だが、この回のスマートモテリーマン講座の下に「タイムスキップR25」という記事がある。
この記事の年表に「1976年(昭和50年)」とあるが、1976年は昭和51年である。
年号表記は煩わしいのでそろそろやめて欲しいものだ。会社の書類も、モノによって西暦表記の場合と年号表記の場合があってかなりウザい。
ていうか今年は平成何年?昭和だと81年?

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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-04-05 00:16 | こネタ | TOP▲

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