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こんなところでもW杯観戦。

W杯もいよいよ大詰め。

日本チームの他、私の好きなチーム(パラグアイ、アルゼンチン、ブラジル・・・orz)が悉く敗れ、残すはイタリアのみとなってしまった。
がんばれイタリア。


先日、様々な形で日本チームを応援した人々の姿がTVで放送されていた。
W杯のために4年間金をためて現地へ応援に行く人たちや、ひとりで携帯TV(っていうの?)を観て静かに応援するホームレスの男性、スポーツバーなどではなくあえてホストクラブで盛り上がる人たち。
そういや私も日韓W杯の1次リーグ(ドイツチームの試合だった)は献血しながら観戦したっけ。
普段はサッカーに興味のなさそうな人もこの国に不満を持つ人も、本当にいろんな人がいろんな場所で日本代表チームを応援していたんだなあと、今更ながら感慨深く思った。


ところで、そんなホストクラブでの会話である。

ホスト:「(日本代表の中で)誰が好きなの?」

女性客:「え~~?、宮本?」

ホスト:「じゃあオレがおまえの宮本になってやるよ!



――不意を衝かれて、飲みかけの牛乳を噴き出しそうになった。



さっきTVで城咲仁を見かけてふと思い出したこの会話。
なあコレ言われて嬉しいの?マジで?

本当にこんな台詞が飛び交ってるなら、オレ一生ホストクラブなんて行けない。
だってゼッタイ笑い転げる自信あるもん。
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  by RX-Kei | 2006-07-03 02:23 | すぽると | TOP▲

サッカーというスポーツ

W杯を観ていて、あらためてサッカーというスポーツについて考えた。

サッカーは、他のどのスポーツとも異質なものだ。

サッカーには、道具はいらない。
場所も選ばない。ゴールさえもいらない。
都会っ子だろうが田舎者だろうが、金持ちだろうが貧乏だろうがそんなことは関係ない。
野原だろうが路地裏だろうが、ボールさえあればどこでだってできる。

サッカーには、人数制限がない。
ひとりだってできる。11人どころか、50人くらいでもできる。
サッカーのはじまりは地域の祭りで行われたゲームで、参加人数は1チーム500人だったというくらいだ。
私も小学校の頃、全員参加のクラス対抗戦をやったことがある。1チーム40人の男女混合で交替選手なし、見学者もなし。少年サッカーチームに入っている子も、ルールをよく知らない子もみんな一緒に駆け回った。勝敗は忘れたが、楽しかったな。

サッカーには、年齢制限がない。
ボールを「蹴る」ことができる年齢から始められる。
難しい技術はいらない。身体が小さくたってできる。

サッカーには、スピード感がある。
基本的に試合が止まるのは反則があった時と点が入った時、ハーフタイムのみ。
バレーボールのように陣地が分けられているワケではなく、野球のように攻撃と守備の切り替えがあるワケでもないから気が抜けない。
そういう意味で、野球はスピード感のないスポーツだな。
基本的には1対1、一球ごとの真剣勝負。日本で野球に人気があるのは、その性質が日本人の根底に流れるサムライ気質――武道に通ずるものがあるからかもしれない。


サッカーは、点が入る機会が少ない。
似たようなルールのスポーツと決定的に違うのはココだ。
バスケットボールのように100点も点が入ることはない。90分(+ロスタイム)を戦っても、5点以上入ることは多くないだろう。
だからこそ1点の重みが違う。みな1点を必死で取りに行くし、1点を必死で守る。
ちなみに最多失得点の世界記録はオーストラリア×サモア戦の31-0である。


これだけ人々に親しまれる要素を持ったエキサイティングなスポーツは他に知らない。
しかもプロスポーツとしても世界的にメジャーで、W杯という国際大会まである。
そりゃ坊さんもお勤めしてる場合じゃないし、心臓発作も増えるだろうさ。

余談だが、前回の日韓W杯では「W杯のために仕事辞めました!」とTVで嬉しそうに語っているサポーターがいた。
彼はあれから再就職できたのだろうか。
他人事ながら時々ふと気になってしまうのだ。

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  by RX-Kei | 2006-06-25 16:22 | すぽると | TOP▲

こういう応援の仕方もあるのだ

オイラは阪神ファンですよ。
毎年CATVでかなりの試合数観てますよ。
でもね、決して球場には足を運びませんよ。

数年前。
巨人×阪神戦3連戦のチケットをGETしましたよ。
実はオイラはそれまで阪神戦をナマで観たことがなかったですよ。
その年のその時期、阪神はこの上なく絶好調。オイラは3日連続で定時退社して、嬉々として東京ドームに通いましたよ。

ところが、まさかの3連敗・・・orz
しかもどれもこれも呪われたように終盤逆転負けという地獄を見ましたよ。
これはもしやひょっとしてオイラが球場観戦してるからではなかろうか。
アタシはお城の舞踏会に行っちゃダメなのね、と継母や義姉たちを見送りつつ遠くからお城を眺めるだけの灰かぶりな日々を送ってますよ。

そして更に。
五輪の最中に気づいたけれど、どうやらオイラがブログでアツく応援する選手にもあんまり良くないことが起こりそうでちょっとヤな感じですよ。
(スキー板が長すぎた彼とかね・・・)
だから今回、ブログでW杯の個人応援はガマンですよ。


でもね。
そんなオイラにはどうやらお仲間がいるみたいですよ。
ヤンキースの松井秀喜(ゴジラ松井)が観なければ、日本は勝つらしいですよ。
だから今夜のW杯、日本×ブラジル戦は松井は観ないことにするそうですよ。

なんとも気の毒な松井くん。
んでも、日本勝利のためにちとガマンですよ。

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  by RX-Kei | 2006-06-22 23:08 | すぽると | TOP▲

【F-1】シルバーストンに輝くシルバーアロー

世の中W杯×2と騒いでいるが、F1界はそんな浮かれた世間とは一線を画して

――いるワケもなく。


F-1界もW杯一色である。
母国カラーの靴を履いてみたり、メットをW杯限定カラーに変えるドライバもいる。
明日の決勝も、現地時間12:00からの繰上げスタートだ。(日本時間は20:00~)
今日はイギリス戦がある。予選終了後から皆W杯モードに切り替わるだろう。


そんな今週末のシルバーストンは好天気。
気温29度、路面温度43度。風強く、時に3~4mほど。

マクラーレンが改良型MP4-21を投入。
スーパーアグリは、山本左近が3rdドライバーとして参戦。
ところで日本人の歴代F1ドライバーは、亜久里だの隆千穂だのと、何故か一風変わった名前がやたらと目立つ。特に片山右京と山本左近あたりは時代小説にでも出てきそうだ。(日本史のテスト直前に「高山右近と片山右京って似てるよね」と発言し、F1を知らない友人を混乱させたのももはや懐かしい思い出だ)
右京はお祖父さんが左京さん。左近の身内には右近さんがいるのだろうか。


それはさておき予選である。
直前のフリー走行でそれぞれマシンがクラッシュした琢磨とモンタニー。
琢磨は左近が乗っていた3rdカー(スペアカー)を使用。
結果的にエンジン交換も行ったことになり、決勝では最後尾スタートとなる。


第1ピリオド。
風のせいでマシンコントロールが難しそうだ。

序盤、ピット前でトゥルーリのマシンから白煙。
どうやらピットに戻ってきたその時に発生した模様。エンジントラブルだ。
結局、そのままタイムアタックできずにセッション終了。

更に、母国GPのバトンが第1ピリオドで脱落。何故か1回しかアタックしていない。
相棒のバリチェロも15番手とタイムが伸びない。HONDAに何があったのだろう?
そしてウェバーまでもここで脱落。

風か?風なのか?
それともW杯が気になって・・・とか?いやそんなまさか。


第2ピリオド。
終了間際にタイムを出したラルフが辛うじて10番手に食い込む。
前回3位、母国GPのクルサード、ロズベルグが脱落。
ピリオド終了後、クルサードが何か訴えていた。トラブルがあった模様だが、現在のところどの記事でも触れられておらず、詳細は不明である。


第3ピリオド。
セッション終了間際、めまぐるしく順位が変わる。
シュー兄がトップタイムを叩き出す。しかしその直後にアロンソがそれを塗り替え、ライコネンがなんと2位に飛び込んできた。

結果、アロンソが4戦連続のPP。続いてライコネン、シューマッサ、フィジケラの順。

PPはもはやどうでもいい。
久々に、シルバーアローがフロントローに帰ってきたのだ。
今回こそは、上位での完走を期待している。

そしてやはり気になるのは、English weatherと呼ばれる天候。
雨のレースが好きなので、明日はちょっとくらい天候が崩れてくれるととても嬉しい。
明日のために、ユニオンジャックで逆さてるてる坊主を作ってみようかな。



余談だが、ヴィルヌーヴのマシンは、リアに「JUST MARRIED」の文字があるらしい。(by川井ちゃん情報)新婚さんなので。
ちょっと視認できなかったな。残念。

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  by RX-Kei | 2006-06-11 02:37 | すぽると | TOP▲

日本人=ダイブ?

来週の金曜日から、とうとうドイツW杯が始まりますよ。
う~ん長かったような短かったような。

開催国ドイツとの親善試合では2-2の引き分けというまずまずの好結果だったので大いに期待しているのだが、その代償として怪我人が続出というニュースが気になるところではある。
親善試合で善戦しても、本番がグダグダだったら目も当てられないぞ。
まあ本番直前に格下チーム相手に苦戦したドイツほどヤバい状態ではないと思うが・・・。


ところで、ベートーヴェン生誕の地であり、今回日本代表チームのキャンプ地でもあるボンでは、市長が日本チームを歓迎するコメントをしているのだが、その会見中にこんなやりとりがあった。
日本人サポーターが勝利の興奮から川に飛び込む危険性を聞かれると
「ライン川は流れが速く、死の危険もある。決して飛び込まないで」
と注意を呼び掛けた。


・・・日本人はそんなに「川に飛び込む」イメージがあるのだろうか。
やっているのは阪神タイガース優勝時の道頓堀ダイブくらいのハズだが。

しかし道頓堀ならまだしも、ライン川はデカすぎる。
いくら興奮していたとしても、勢いで飛び込めるサイズじゃないだろう。

市長さんご安心ください。
仮に飛び込むにしても、せいぜい公園の噴水か、ホテルのプールあたりが関の山です。

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  by RX-Kei | 2006-06-02 00:50 | すぽると | TOP▲

そろそろドイツW杯ですよ

決まりましたね、ドイツW杯の日本代表メンバー23名。

最近まったく活躍してないアレよりもコッチ選んだ方が絶対良かっただろうなどという話はひとまず置いといて。


代表に選ばれたみなさん、残念ながら今回は選ばれなかった久保や松井たちの分まで、思う存分大暴れしてきてください。

一戦一戦、みんなが悔いの残らないように。
日本から応援しています。

2006年ドイツワールドカップ出場メンバー

GK
 川口能活(ジュビロ磐田)
 土肥洋一(FC東京)
 楢崎正剛(名古屋グランパス)

DF
 加地亮(ガンバ大阪)
 駒野友一(サンフレッチェ広島)
 中澤佑二(横浜F・マリノス)
 宮本恒靖(ガンバ大阪)
 坪井慶介(浦和レッズ)
 田中誠(ジュビロ磐田)
 三都主アレサンドロ(浦和レッズ)
 中田浩二(バーゼル)

MF
 中田英寿(ボルトン)
 中村俊輔(セルティック)
 小笠原満男(鹿島アントラーズ)
 福西崇史(ジュビロ磐田)
 遠藤保仁(ガンバ大阪)
 小野伸二(浦和レッズ)
 稲本潤一(ウェストプロミッチ)

FW
 高原直泰(フランクフルト)
 柳沢敦(鹿島アントラーズ)
 玉田圭司(名古屋グランパス)
 大黒将志(グルノーブル)
 巻誠一郎(ジェフ千葉)

by Exciteニュース



関連:
サッカー日本代表と共に戦うブログ
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  by RX-Kei | 2006-05-17 00:24 | すぽると | TOP▲

君が代斉唱

サッカーの国際大会を観ていていつも思うんだけど。



君が代斉唱にアイドルとか使うんじゃねえよ。



事実上の国歌だからとかそういう理由ではなく、君が代ってけっこう難しい曲だと思うんだよな。
欧米諸国の国歌に見られるような勢いのある曲なら何とか誤魔化せるかも知れないが、君が代のような重厚かつ荘厳な曲、おまけにアカペラとなると、オペラ歌手くらいのレベルでないと格好がつかない。
せめて松崎しげるくらい厚みも声量も歌唱力もある人じゃないと。

アイドルや下手なポップス歌手の薄っぺらい声で歌われると正直萎える。

ていうか、聞くに堪えない。みっともない。
聞いているこっちが恥ずかしくなる。
試合前にあんなの聞かされちゃ、選手の気合も抜けるんじゃないか?


数年前F1日本グランプリを観戦しに行った時は、君が代斉唱を務めたのが@vexの某ボーカルだった。この時もスタンドからは失笑が漏れていたっけ。

コレ世界中に放映されてるんだぞ?分かってんのかね。
依頼する方も引き受ける方も、もうちょっと考えて欲しいものだ。



ただいま、TVで日本×スコットランド戦の観戦中。
試合前の君が代斉唱は、なぜか郷ひろみ。

第1声を聞いて失笑し、とっさにチャンネルを変えた私だった。
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  by RX-Kei | 2006-05-13 20:31 | すぽると | TOP▲

ドイツW杯の応援に行くなら?

ドイツ北部にあるノルデンという町に、ちょっと興味深いホテルがある。

なんと、宿泊客の体重によって宿泊料金が決まるのだ。

記事によると、宿泊客はチェックイン時に体重計に乗り、キロ幾らで計算するのだとか。なんだか肉製品にでもなったような気分が味わえそう。ドイツだしな。
気になる値段は、体重1kgにつき約70円。ちょっと安くね?
日本のスーパーで売られている特売肉だって100gにつき100円前後はするだろう(笑)。

なお、39ユーロ(約5500円)という上限があるので、石ちゃんや伊集院さんのように単位が変わってしまいそうな方も安心。体重を申告しなくても上限金額を払えば良いそうなので、オトメゴコロを大切にする女性陣も安心だ。

上限5500円てことは、78.5kg以下の体重の方はトクをする。
安く上げるためなら、私は申告しても良いなコレ。


ドイツW杯の応援に行くご予定の方々、どうですかこんな宿。
ハンブルグの会場くらいだったら辛うじて行ける…かも?

所要時間は…ええと片道4時間弱くらい?ちょっと厳しいなぁ。

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  by RX-Kei | 2006-03-21 01:01 | こネタ | TOP▲

【トリノ五輪】捕らぬ狸の…

村主章枝も帰国しましたね。
帰国した選手はみな『メダル獲れなくてごめんなさい』というコメントをしていたが、何を謝る必要がありますか。
『世界の舞台で精一杯がんばりました!』と堂々と胸を張って良いと私は思うぞ。


一方で、日本選手団の遅塚研一団長は成績不振を謝罪した。

「厳粛に受け止めなくてはならない。最低の結果といえる。日本の国民に謝罪を申し上げる」
選手たちはみな自分のベストを尽くそうと精一杯頑張っていた。彼らは団長のこの発言をどう思っただろうか。


そもそも日本のスポーツ界は、ウィンタースポーツに対する投資をあまり行っていない。


フィギュアなど、派手な競技(注目される競技)に対してはそれなりに行っているのかもしれないが、それ以外は酷いものだ。
比較的注目度が高めと思われるジャンプ競技ですら、不景気対策の経費削減のためなどと言って、実業団のチームが廃部したくらいだ。
リュージュ(だったと思う)の選手などは、国外の大会に自腹で参加しているというではないか。勿論マシンの輸送費も自腹。時には借金してまで参加するとか。

恐らく、他のマイナーな競技も似たような状況だろう。
これでは、国を挙げてトップアスリートとして育てられた人たちに勝てるわけがない。
こんな悲惨な環境で、世界一を狙える選手が出たらまさしく奇跡だ。


遅塚団長は、各競技団体に猛省を促すだの、選手団のスリム化だのと発言していたが、本気で勝ちたいと思うなら、才能ある選手が競技に集中できるように、環境を整えるのが先決ではないか。
企業も経費削減の一辺倒ではなく、投資も大事だという事を忘れないでもらいたい。



ところで、獲得メダル個数の『目標値』というのは何だろう。
アレこそ選手に過度のプレッシャーを与え、情報の乏しい視聴者の眼鏡を曇らせる最大の要因ではないか。

マスコミもそれにノって『今回のオリンピックではどの色のメダルが幾つとれるでしょうか!?』などとCG使って棒グラフみたいなモンを表示させて浮かれていたが、まったく個数が表示されないグラフに、スタジオの空気が日を追うごとに気まずくなっていたのが観てて笑えた。

TVの特番からは『メダル候補』、『絶好調』、『国内最後の大会を優勝で締めくくった』、そんな情報しか入ってこなかった。
ひょっとして私が観ていた番組が悪かったのだろうか。


はじめから高望みなんてするからこうなるのだ。
『最悪の場合は0個』と予想していたのなら、予想個数なんて公表する必要はないだろう。
今回の事で、委員会もマスコミも少しは反省してもらいたいものだ。


本当に伝えるべきは、そのスポーツの面白さ。
そして各選手やチームの『過去数年の国際大会での成績』や『世界ランク』のような、世界レベルとの比較情報だ。

サッカーのW杯のように、世界ランクや相手国のレベルが分かっていれば、日本が優勝するなんて妄想を抱く人間はそうはいないだろう。
例えば世界ランク20位の選手がこの大舞台で5位入賞などしようものなら、大健闘の大金星。視聴者だってマスコミだって盛り上がれる。




捕らぬ狸の皮算用なんて、もういらない。

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  by RX-Kei | 2006-02-27 01:11 | すぽると | TOP▲

スポーツとしてのフィギュアスケート

熱戦を繰り広げられたオリンピックも、もうじき幕を閉じる。
代表選手たちの進む道も分かれてくる。

村主章枝は次のオリンピックを目指し、
金メダルを取った荒川静香は、プロに転向する。


荒川静香はプロに転向する理由として、こう述べている。
「今の採点方式ではなかなか自分の好きな演技ができない」

そうなのだ。
SP、フリーともに、技の種類や数、難易度を決められていて、それ以上の事をしても採点の対象にはならない。
※ルール詳細はコチラからご覧ください※

ミキティの4回転ジャンプは失敗したが、もしもう一回チャレンジしようとしても、その二度目の4回転は規定数を超えているため、成功しても採点対象にはならないのだ。
村主のエキシビジョンの演技のような小道具の使用や、バック宙などしようものなら、減点対象になってしまう。
芸術点も加算されるが、点数全体の割合が決められている。例えば世界中の人間が感動に打ち震えて涙するような素晴らしい演技だったとしても、ジャンプをひとつも跳べなければ、点数は伸びない。

自然、みな似通ったプログラムになる。
点数を取るために、同じようなジャンプをし、同じようなスピンをする。
勿論そこに上手下手や完成度の違いはあるし、成功をすれば失敗もする。
だが、よほど人を惹きつける演技でもしない限り、観ている方は飽きてしまうだろう。
(フィギュアの熱狂的なファンなら話は別だろうが)


私の感想では、今回の女子フリーでは、2位を取った選手(もう名前すら覚えていない)よりも、7位のエミリア・ヒューズの方が魅力的であり、印象的だった。
更に言えば、印象的だったのは村主、荒川、スルツカヤ、エミリア・ヒューズの4人。
日本人の欲目を加えるならば、ミキティも入れてもいいだろうか。
それ以外はあまりよく覚えていないというのが正直なところだ。

致命的なミスが続いたりして、あんな悲壮な顔で演技されてもコッチは楽しくない。
何で演技を中止しないのだろう、と毎回のように思う。
私にとって、フィギュアとは『人に魅せる競技』である。エミリア・ヒューズのように、たとえ失敗しても『楽しく魅せる』ことを忘れないでもらいたいものだ。


昔の漫画で、川原泉の『銀のロマンティック・・・わはは』という作品がある。(白泉社文庫『甲子園の空に笑え!』収録作品)
フィギュアのペアを題材にした作品で、情緒に欠ける元バレエダンサーの女子高生と、元スピードスケートの選手がペアを組んで世界を目指すという話。
何せ川原泉作品だからラブ×2な展開になるワケもなく(褒めています)、少女漫画に抵抗がある男性などにもおススメできるのだが、その中にこんな台詞がある。
『物理的な面では申し分ないんだが…どーもいまいち精神的な側面が…ねえ。色気もなにもあったもんじゃない』
『なんとなく無機質…。電気コタツが2つすべってるみたい…』

極端な話、今の採点方式では、その"電気コタツ"が高難易度な技を全て正確に決めれば、それが優勝することだってありうるのではないか?


オリンピックのような大会で競う以上、"芸術性"や"感動"などという不定義な要素だけで採点するわけにはいかない。採点が偏らないよう、どうしても技の難易度や完成度など、技術点を重視せざるを得ないのだろう。

フィギュアスケートを競技――スポーツとする以上、これが限界なのかもしれない。



私が好きなフィギュアは、芸術としてのそれである。
スポーツというより、バレエやミュージカルなどに近いものだと考えている。

エキシビジョンでは、皆楽しそうに、観客を楽しませる演技をしていた。
荒川はイナバウアーを惜しげもなく披露したり、村主は小道具を使用して観客をイジったり。
私がフリーよりもエキシビジョンが好きなのは、こういうところだ。


昔、エキシビジョンで最高の演技を魅せてくれるスケーターがいた。
フィリップ・キャンデローロという男子シングルの選手で、いつぞやの大会(長野?)後のエキシビジョンでは、片膝をついたままスピンするなんて当たり前。氷上に寝そべるわ、観客にバラをプレゼントするわ、頬にキスするわ。
(この幸運な観客は、確か日本人の中年女性だったと記憶している)
決闘の場面では、サーベルをかざして華麗にステップを踏み、観客を沸かせていた。
※当然ながら、上記は全て公式ルールでは禁止されています^^;

『観客を魅せるフィギュア』とは何か、私に教えてくれたのは恐らく彼だろう。
彼のように、観客を魅了してやまないスケーターが未だ現れないのが残念だ。


荒川がプロに転向することは、私としては嬉しい限り。制約のないところでどのような演技をしてくれるか、今からとても楽しみだ。
できれば村主にもプロに転向してもらいたいくらいだ。彼女の演技力は絶対にプロ向きだと思うんだよなあ。



というワケでTV局各社さん、プロもちゃんと放送してくださいよ。

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  by RX-Kei | 2006-02-25 21:51 | すぽると | TOP▲

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