人気ブログランキング | 話題のタグを見る

無防備すぎる寝姿。

動物の習性ってもんは、そうそう変わるもんじゃないと思い込んでいたのですが、やはり環境が人(ヒトじゃないけど)を育てるようです。


動物園でもトップクラスの人気を誇るコアラ。
彼らを思い出す時、大抵の人はユーカリの木の上にいる姿を思い浮かべるでしょう。

ま、大抵のコアラはほとんどユーカリの木の上で過ごすんでしょうけどね。
たまにはミョーなヤツもいるようです。


確かに、自分を人間と思い込むペットがいるくらいですから、順応しすぎてしまう個体も出てくるんでしょうね。
それにしても、野生を忘れるにも程があるだろう(笑)。無防備すぎ。


こんな記事を読んだら、実際に見たくなるのがヒトの性分。
証拠写真はないものかと探したところ、ちゃんとUPされてました。
壁にもたれたうしろ姿が可愛いです。
『東山動物園ホームページ』
 ※What's Newに、1/31にUPされてます。


次は是非とも『手足を投げ出して寝る姿』を!!
お願いします東山動物園さんm(_ _)m






地面で寝るコアラ 外敵おらず 進化?退化? 名古屋・東山動物園
[ 2006年1月30日 ] 西日本新聞

 名古屋市千種区の東山動物園のコアラが、とっぴな行動で飼育員らを驚かせている。徹底した“樹上生活者”のはずが、夜更けにスルスルと地面に降りると、そのまま丸くなって就寝。手や足を投げ出して熟睡することすらある。同園によると、人間に育てられているコアラでも、地上で眠るのは極めて珍しいという。

 このコアラは、三歳半のオス、アオイ。兵庫県南あわじ市の淡路ファームパークで二〇〇二年八月に生まれ、〇四年十月に東山動物園にやってきた。いつもボーっとしており穏やかな性格だが、とても気が小さい。

 そんなアオイが大胆な行動を取り始めたのは同園へ来た直後から。監視カメラをチェックしていた飼育係が地面で丸まっているアオイを発見し、絶句した。「こんな行動を取るコアラを見るのは初めて」。同園にいるほかの八頭も地面で寝たことはない。

 当初は地上で眠る時間は約三十分程度だったが昨年から徐々に延び、今月に入るとこれまでに最長の七時間を記録した。

 いつも決まった場所で眠るため、地面には、アオイの尻の形のくぼみまでできてしまった。

 通常、コアラはほとんどの時間を樹木の上で寝て過ごし、地上に降りるのは十五―二十分ほど。担当の飼育係戸嶋康伸さん(31)は「地面で眠るなんてありえない。野生では外敵にやられてしまう。安心しているのか、木の角度や傾斜が気に入らないのか」と推測するが、真の理由は分からない。

 出身地の淡路ファームパークにも問い合わせたが、地面で眠ることはなかったといい、謎は深まるばかりだ。

 地上で眠るのは午前零時すぎから午前六時前後までなので、来園者が観察することはできない。東山動物園は映像で“珍行動”を紹介できないか検討中だ。

ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-02-01 00:35 | News | TOP▲

<< 無自覚と無責任  | ページトップ |  素材よりデザインでは? >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE