目新しいモノに騙される罠

近年、なんでもかんでも「身体にイイ」だの「○○は危険!」だのとTVやネットで大騒ぎしているが、よく見てみるとけっこうツッコミどころ満載だったりするんだよな。


今度は、しょうゆに赤ワインの約10倍、ビタミンCの150倍もの抗酸化作用があることが分かったらしいぞ。

私は和食好きだし、醤油がなければ生きていけないほどに醤油味を愛しているので、ちょっとコレは嬉しいニュースじゃないかと思った。


・・・いや待てよ、赤ワインの10倍?

赤ワインを200ml飲むのはイイが、醤油を20ml飲むのは厳しい、よな。

あやうく数字のマジックに騙されるところだった。


騙されるといえば、近頃政府がご執心の「内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)」。
日本よりもっと早くからこの研究を進めていた欧米では、既にその信憑性に疑問の声が上がっていて、再検討の必要もあるとTVのニュースで報じられていた。
私もあの数字の根拠には疑問を持っていたクチなので、マスコミには徹底的に調査して叩いてもらいたいものだ。

更に、アスベストやディーゼルの排ガスよりも煙草の方がよほど有害だという話もある。
煙草の発がん性物質は7メートル先まで届くという報告もある。
(私は煙草の臭いがすると咳が出るのだが、コレは「急性の健康被害」なのだな。知らなかった)


新しいネタや言葉が出てくるとどうしてもそちらに注意がそれてしまうが、騙されてはいけない。
昔から大切にされているもののほうがよっぽど身体に良かったり、以前から話題にされているもののほうがよっぽど危険だったりすることも多いのだ。




しょうゆに赤ワイン上回る抗酸化作用あり
 [ 06月03日 21時20分 ] ロイター

 [シンガポール 3日 ロイター] シンガポール国立大学の研究チームによると、東アジア諸国で広く使われているしょうゆには、赤ワインやビタミンC以上に細胞へのダメージを減らす効果があるという。3日付のストレーツ・タイムズ紙が報じた。
 科学者らは、しょうゆには赤ワインの約10倍、ビタミンCの150倍もの抗酸化作用があることを発見したという。
 赤ワインや果物、野菜などに含まれる抗酸化物質は、ヒトの細胞や組織を傷つけるフリーラジカルに対抗する力を持つ。
 フリーラジカルは老化の元凶としても知られている。
 さらに研究によると、しょうゆには、食後数時間にわたって血液の流れを50%改善する効果もある。
 一方で、しょうゆは塩分が濃く、食べ過ぎると高血圧になるため、注意が必要だ。

<喫煙者>やはり「死亡率高い」北海道の医師分析
 [ 06月02日 03時00分 ] 毎日新聞社

 高血圧、高血糖、高コレステロールより、死につながりやすいのはたばこで、受動喫煙でもアスベストやディーゼル排ガスを上回る被害が出ている――。北海道・深川市立病院の松崎道幸医師(呼吸器内科)が、6日までの世界禁煙週間に東京都内で開かれている日本呼吸器学会で、こう訴える。国内外の各種調査を分析した結果で「禁煙こそが最も重要な病気予防策だ」という。

 松崎医師は、茨城県などが実施した調査に着目した。40歳から79歳までの健診受診者約9万8000人を、93年から03年まで追跡し、検査値や生活習慣と死因を調べた結果、喫煙者の死亡率は、吸わない人に比べて男性で1.6倍、女性で1.9倍だった。これに対し、高血圧や高血糖患者の死亡率は、正常な人と比べてそれぞれ、1.3倍から1.5倍だった。肥満や高コレステロールでは、死亡率は正常な人と変わらなかった。

 特に「現役世代」ともいえる64歳以下の男性では、喫煙者の死亡率は吸わない人の2.1倍に達した。松崎医師は「男性全体の死亡の24%は禁煙していれば防げたと考えられる。たばこが男性の早死にの最大の原因だ」と指摘する。

 一方、喫煙者と同居し受動喫煙を受ける人の年間死亡率は、受けない人に比べ、1.15から1.34倍に高まるとの調査結果が、ニュージーランドと香港で出ている。松崎医師によると、日本に当てはめると、10万人あたり170人から300人程度が、毎年、受動喫煙の影響で死亡することになるという。

 これに比べ、アスベスト(石綿)にさらされる職場で働いた人では、死亡増は年間10万人あたり約100人、東京都心でディーゼル排ガスを吸って暮らす人は同約6人と推定されるという。

 松崎医師は「血圧や血糖が高いと健診で“要治療”とされるが、もっと死亡率が高い喫煙は放置されている。健診で喫煙の有無を調べて、禁煙を強く勧めるシステムが必要だ」と話している。【高木昭午】

路上は全面禁煙に=「発がん物質7メートル先まで」-学会が自治体に提言
 [5月31日6時0分更新] 時事通信

 屋外での受動喫煙を防ぐため、日本禁煙学会(理事長・作田学杏林大教授)は31日の世界禁煙デーに合わせ、路上や公共施設の敷地内を全面禁煙にすべきだとの提言をまとめ、自治体などに送付した。「歩きたばこの禁止」が広がる一方で、屋外に灰皿を設置する動きもあるのを問題視。「煙やにおいは7メートル届く。直径14メートル以上の空間を確保できなければ灰皿を置くべきではない」としている。
 送付先は、東京都中央区長や佐賀県知事、静岡市長ら。銀座歩行者天国を抱える中央区など「受動喫煙の問題がある所」からピックアップした。
 提言で同学会は、屋外の受動喫煙に関する米国の専門家の論文を引用。たばこのにおいや発がん物質は無風の条件下、1人の喫煙者の周囲7メートルまで到達し、4メートル以内では目の痛みやせきなど急性の健康被害が起きるレベルに達すると指摘した。

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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-06-04 03:13 | 食・カラダ | TOP▲

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