昨日見た夢 ―M―

私はよく夢を見る。
願望とか妄想の類ではなく、寝ているときに見る方の「夢」。
(いや妄想も嫌いじゃないんだけど)

夢は基本的にカラー。音も聞こえるし手触りもわかるくらいにリアルだ。
時代考証はめちゃくちゃで、場所もまちまち。たぶん行ったことがないだろう場所が、夢の中で何度も出てくることもある。
もちろん、ストーリーなんてあってないようなものだし、アリエナイ状況から更にアリエナイ展開を見せることもあってなかなかに面白い。

夢に出てくる人たちは、たいてい見知った人たちだ。
家族だったり、毎日のように顔を合わせている同じ職場の人たちだったり、よくTVで見かける芸能人だったり。
中には、小学校の同級生だったり昔のバイト先の店長だったり昔の恋人だったり、普段は記憶の片隅に追いやられているハズなのに、なんで今更何の脈絡もなくこの人が?と首を傾げたくなるほど懐かしい人たちが出てくることもある。
そして、ごく稀にではあるが、まったく知らないはずの人が気の置けない友人などとして登場することもある。
中学時代の友人と会社の上司など、お互い知らないはずの人たちが当然のように仲良く談笑していたりするから、寝起き直後は本気で混乱することもあるくらいだ。



昨日、夢を見た。

見知らぬ街――再開発されたばかりのような、妙に小綺麗でさっぱりとした、どこかよそよそしささえ感じる――の小さなスーパーに立ち寄る私。
バイトの女の子と立ち話をしていて、店長が手土産をくれたりしている。
どうやら私は、以前ここでバイトをしていたという設定らしい。

その時、店に入ってくる男性がひとり。この店の店員のようだ。

誰だっけこの人。
ああそうだ、最近オツキアイを始めた私の恋人じゃないか。
ええとこの人の名前なんだっけ。なぜだろう、思い出せない。

ああそうだ、この人はMさんだ。
でもMさんも私もやたらと素っ気ない。私はMさんにどういう風に接していたっけ。

店を出てしばらくして、私はMさんに指輪をあげる約束をしていたことを思い出す。
ポケットの中を探ると、小さなくまのマスコットと一緒にシルバーの指輪が出てきた。
何気なく、くまと指輪を片手に持ち、上下にぶん、と振ると、なぜか指輪がもうひとつ増えた。
うわ何だこりゃ、と思って増えた指輪をよく見ると、純度が落ちているではないか。
指輪の内側にシルバーの純度が刻印されていて、その数値が下がったのだ。

びっくりしてとっさにまたくまと指輪を振ってしまった。
コロン、ともうひとつ出てくる指輪。
更にシルバーの純度が落ちている。33%ずつのものが3つできてしまった。
ああコレがいわゆる等価交換ってヤツ?などと暢気なことを言っている場合ではない。元に戻らないじゃないかコレ。しかも純度が落ちただけあって輝きも鈍ってしまった。
うわあどうしよう。

これではとてもMさんにはあげられない。新しいのを買おう。
そう思って、人もまばらで妙に白んだ感じのする街中を駆けずり回り、近くの店に片っ端から入ってみる。
しかしあるのはブティックや雑貨屋さんばかり。どこも新しくて綺麗な店ばかりだが、肝心のアクセサリーショップがない。仕方なくそれぞれの店で少しずつ置いているアクセサリーを眺めてみるが、指輪がない。うわあどうしよう。
どうしようどうしよう。


――と焦っているところで目が覚めた。



ところで、Mって誰やねん。

顔は見覚えがあった・・・というか、過去に知り合った人たちの中で同系統の顔をした人が何人かいた。
少しクールっぽい感じのする細面で、どっちかってーとややイイ男に入るかなぁ?という顔。だが知り合いの中の誰とも違う。ぶっちゃけアレは見た目も醸し出す雰囲気も私の好みではない。いっそ苦手な部類に入るタイプだ。
第一、そもそも私にはMなんて名前の知り合いはいない。

Mよ、オマエは誰だ。




コレ、夢診断とかやったら深層心理がどーのと言われそうでイヤだなあ。
夢の中に架空の恋人とやらが登場している時点ででかなりイタダケナイ感じがする。
別にカレシ欲すぃーとか思った覚えもないんだけどなあ・・・。

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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-05-09 01:23 | ひぐらし | TOP▲

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