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【F-1】ヨーロッパGP、逆襲の赤いマシン

去年はナリを潜めたフェラーリシューマッハ。
シ○アじゃないけど、赤いマシンの逆襲が始まるか。


昔からのファンに言わせると、最近のF-1はつまらない、らしい。
コース上でのオーバーテイクが観られることが少ないからだ。

確かにオーバーテイクは少ない。
GW中にCATVでGTなどを観てしまったせいで余計にそう思う。
つかGTってマシン台数多すぎ。2クラス同時に走らせるというのもF-1からすれば信じられない状況だ。もしあんな状態でF-1走らせたら間違いなく事故るだろうなあ。

しかし、ドライバーの腕に加えてピットクルーの作業、そして予選の戦い方やピット作戦の取り方(頭脳戦)が勝敗を決める今のF-1は、まさにチーム一丸で戦っている。
私はコレはコレで好きだなあ。


さて、比較的オーバーテイクポイントが多いとされるニュルブルクリンク。
しかしそれはあくまで「比較的」。実際にはあまりオーバーテイクは見られないだろう。今年は珍しく天候も良好、大人しいレースになるかと思いきや。

リタイア続出。

スタート直後のクラッシュでリウッツィとクルサードがリタイアし、その後もエンジンやら何やらあちこち壊れるマシンが次々と。
残念ながらスーパーアグリの2台もリタイアしてしまった。モンタニーはエンジンブローを起こして白煙。コースマーシャルがトロくさい対応をしているうちに炎があがる。あわててマーシャルから消火器を奪い取ろうとするモンタニー。

コースマーシャルは確かボランティアのハズだが、それにしたってこういう場合に迅速な対処が取れるようにしっかり教育するべきじゃないだろうか。
(ある程度の教育はしていると思うがアレはひどかった)
ちなみにこの出来事で、私の中でモンタニーのイメージが良くなった。
「貸せっオレがやる!」と言わんばかりのあの行動が妙に好印象。
スーパーアグリ的には結果オーライ?


ところでトップ争いは、スタート直後からトップのアロンソ、すぐ1~2秒後ろをシュー兄が追う展開。
1回目のピットストップでは、先にピットインしたアロンソが辛うじて1位キープ。
しかし2回目のストップ後、アロンソのスピードがいまいち上がらない。
その間にシュー兄がファステストを叩き出しアドバンテージを得る。
アロンソより3周ほど後にシュー兄がピットイン。ここで逆転に成功。

シュー兄のピットイン直前、フェラーリのピットクルーを捉える国際映像。
タイヤをウォーマーから外そうとする一人のクルーを別のクルーが「いやまだだ、もうちょっと待て」というように制す。
モニターでシュー兄の走行位置を確認し「よし今だ!」と一斉にタイヤを取り出すクルーたち。
交換直後のタイヤは冷えていてグリップが効かずタイムが出せない。それを解消するためのタイヤウォーマーだが、当然ながらウォーマーが外されてからマシンに装着されるまでの間が短ければ短いほど良い。この僅かな差が生きるんだろうなあと感心した。
さすがフェラーリのピットクルーだ。シュー兄がトップを奪った後にガッツポーズ&握手を交わすクルーたち。カッコイイぞ!


その後は悠々自適のシュー兄、アロンソのすぐ後ろにマッサ、ライコネンが迫るもそのままフィニッシュ。
速いフェラーリ、速いM.シューマッハが帰ってきた。

次は連戦、スペインGP。
カタロニアサーキットはテストコースとして使用されるため、マシンの実力差がはっきり出る所でもある。
逆襲のフェラーリの速さは本物か、今回4位を獲得したマクラーレンは新車も出るか?
スペインはアロンソの地元でもある。その熱狂っぷりにも注目だ。
ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-05-08 01:22 | すぽると | TOP▲

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