よろず屋

私が所属する部署は、通称「よろず屋」。
客からの質問も勿論あるが、それより別部署からの質問の方が容赦なく面倒である。
とりあえずココに聞けば何か分かるだろう的な質問が舞い込んでくるからだ。

「このプログラムが動かない」という質問はまだ良い。
中には「このマシンでアレは動くのか」だの、「この問題について開発側に質問して」だの、挙句「UNIXでコレを調べるコマンドって何だっけ?」。
わざわざ内線で聞くなそんなコト。
たまにゃ自分で調べろと言いたくならないでもないが、まあ仕事だからしょうがない。

そんな「よろず屋」のメンバーがやってはいけないこと。
それは、安請け合いと、いつまでも社に残っていることである。


○パターン1。
先日、久々に外出した時のこと。
既に業務終了時刻は過ぎていたが、雑務があったことと、大荷物を抱えて帰宅する気になれなかったこともあり、一旦社に戻ることにした。
帰社してメールチェックをし、まだ残っていた新人ちゃんに1つ2つアドバイスした後、さて営業にメール出してから帰ろうかと思ったその時。

「Keiさんスミマセンちょっといいですか?」

うわ。
来ちゃったよ。別グループのYくんがお呼びだ。
「いいですか?」ってまさか「よくない!」とも言えないでしょ。
彼も悪いヤツではないんだが、微妙に話が要領を得ないからなあ。話を聞くより状況を見たほうが早い。
どれどれ、ああなんだ後ろでエラー出てるじゃん。――うわ、これウチの設定ミスだ。ごめんYくんすぐ直すよ。

設定を直して正常に動くことを見せてあげると「わ、すげぇ直った!」と喜んでいる。こういう時の気分は悪くないもんだ。
無事に直ったことだし、じゃあ私はこれで、とその場を去ろうとすると、Yくんが更に引き止めて言う。「あの、こういうトラブル時の対処方法なんですけど・・・」

Yくん、キミは本当にいいヤツだ。誰かさんに見習ってほしいくらい勉強熱心だし。
でもね、オイラそろそろ帰りたいんですけど。ほら今日ちょっと歩き過ぎて右膝腫れてきてるしさあ。そのへんは察して――くれないんだね。わかったよ・・・orz


○パターン2。
金曜日、就業時間中にHさんから「この件について開発側に質問しておいて」といきなり言われた。
一瞬ぽかんとする私。
いや確かにそのバグを最初に見つけたのは私だが、その後は一切ノータッチだ。なんで私が質問せなアカンのだ。
しかし私は所詮内弁慶。さすがに「オマエがやれや」とは言えず、しぶしぶながら承諾した。

ところがこの時、幸か不幸か開発側で鯖オチ発生。
質問ができない状態のため、また来週にという事で落ち着いた。
その間に、件の問題に関わった人を調べてみると、最終的に大御所Aさんの名前が。Hさんから見れば雲の上の人物――とまでは言わないが、まさかAさんに頼みごとはできなかったのだろう。
気持ちは分かるが何故私に。自分でやった方が早くないかHさん?
ちょっとだけ「オー人事」に電話したくなった。
でもそこまではいいのだ。良くないけどまあいつもの事だからな。

業務終了時刻から1時間ほど過ぎた頃、今日は週末――しかも世間はGW突入という事もあり、皆早々に帰宅し始めている。私もさっさと帰ろう、と報告書をまとめていた。
するとそこに、Hさんから声がかかった。

「Keiさん、開発側の鯖が復旧したそうなので」

それだけ言うと去ってしまうHさん。

復旧したからどうしろと?
というイジワルな気持ちが浮かばないでもなかったが、まあわざわざ言いに来たってコトは今からやれってコトなんだろうなあ。
報告書なんて月曜日に回せばよかった。あああ今日も残業か・・・orz



最近はウチの偉い人たちが不在がちなせいか、ますます私のような雑魚にもこのテの残業が回ってくるようになった気がする。

明日は早く帰るぞ。明日こそ。
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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-04-30 21:53 | ひぐらし | TOP▲

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