帰りに見かけた子供たち

会社からのかえりみち。
プラットフォームで楽しそうに喋りあう5~6人くらいの子供たちを見かけた。
春から中学生という感じのそのグループは、喧しいほど騒いでいるでもなく、社会的ルールを破るでもなく、邪魔にならない程度の所に集まっているあたり、下手な大人よりもよっぽどマナーが良い。

そうか、子供たちはそろそろ春休みなのか?

社会人になって何年も経つと、もはや春休みがあったことすらうろ覚え。3月末~4月初めくらいだったっけ?よくわかんないや。
そういえば子供の頃『冬休みと春休みと夏休みがあって、なんで秋休みはないんだろう』などとぼんやり考えていたような気がする。今思えばなんて贅沢なことを言っていたのだ私は。

微笑ましくもチョットうらやましく思いつつ、遠くから子供たちを眺める。今のうちに目一杯楽しむんだぞ、などと心の中で思ったり、気分はすっかり孫の成長を目を細めて見守るご隠居である。


混雑した電車に揺られ、地元の駅にようやく着いた時、今度は駅前のロータリーで若い女を見かけた。

後姿だけしか見えなかったが、ヴィトンのバッグを肩にかけ、デニムのミニスカートにブーツを履いた、渋谷あたりにたむろってそうな感じのおねーちゃんである。
それだけなら別に気にも留めなかっただろうが、片手でケータイを操りつつ、もう片方の手で火のついた煙草を持っているのだ。

つまり私はこの煙草の臭いに反応したわけだ。

煙草吸っちゃあケータイ弄ってまあ随分と忙しないねーちゃんだなあそれにしてもコイツ20歳過ぎてるんかいな最近の若い女は見た目じゃ年齢分からんからなあ第一歩き煙草はご遠慮くださいのマークが見


ん?
今目の前というか下の方をナニかが横切ったような。


ふと視線を下に向けると、小さな男の子がちょこちょこと歩いているのが見えた。3歳くらいだろうか。
もう日も暮れているのに保護者はどうした?と辺りを見回すが、それらしい人が見当たらない。これは迷子として届けるべきか、と考えていると、男の子はそのままちょこちょこと歩いて行ってしまう。


その先には――ケータイ煙草ねーちゃん。


ひょ、ひょっとしてアンタがお母さんですかい!?
ケータイに夢中で子供の方ちらりとも見てないけど!


ていうか、ケータイと煙草なんざ放っぽって子供と手を繋がんかい!!


このご時勢にアブねえなあまったく。
そんなに子供に無関心だといつか攫われっちゃーぞ。

あの母親の下で、あの子はどんな育ち方をするんだろう。
子供は親を選べないからなあ。あ~あ。
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ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-03-20 21:37 | ひぐらし | TOP▲

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