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【F-1】熱いマレーシアで連戦ですよ

今シーズンからV8エンジン(一部例外アリ)。
連戦となる2戦目は、猛暑のマレーシアGPですよ。

今更語る事でもないが、F-1のエンジンは、レギュレーションで"2レース1エンジン"と決められている。
つまり、1戦目で使用したエンジンは2戦目でも使用しなければならない。
(エンジン交換した場合は10グリッド降格。但し1戦目のレース中にエンジンブローした場合、次レース前に交換してもペナルティなし)
はじめてのV8エンジン、加えて猛暑のマレーシア。耐久性の勝負ですよ。

予選前に早速エンジン交換をしたのはフェラーリのマッサとM.シューマッハ、HONDAのバリチェロ。
※マッサは2回エンジン交換したため、予選結果より20グリッド降格。
前回のバーレーンGPでエンジントラブルによりリタイアしたザウバーのヴィルヌーヴも、ペナルティはないもののエンジン交換を行っている。
更に1戦目のレース完走直後にエンジンブローしたRBRのクルサードも、10グリッド降格となる。1戦目の終盤で既にエンジンに異常を感じていたのを、チームの指示で完走したのだという。無理せずにリタイアし、エンジントラブルが認められれば10グリッド降格も免れたのに、とクルサードが憤っていた。
予選アタック中にエンジンブローしたTOYOTAのR.シューマッハも10グリッド降格。

結果的に、フェラーリのV8エンジンは4基中3基が交換。
残る1基、RBRのクリエンのエンジンが2レース保つかどうか注目だ。


そんなマレーシアGP予選。
殆どのチームが各セッション2回ずつコースインする中、ルノーだけは違った。
第1-第2セッション共に1アタックのみ、1発で好タイムを叩き出す。これが王者の風格というヤツだろうか。
しかし毎回よくもまあセッション終了ギリギリにコースインするものだ。第1-第2セッションは、時間終了時に出ているタイムが有効となるため、INラップとタイムアタックラップを合わせた時間を逆算してコースインしなければならない。前回のように終了間際に赤旗が出て、タイム出せなかったらどうするのだろう。

我らがスーパーアグリも少しずつ改良しているようだ。とはいえ、4年落ちのシャーシでは限界があるのだが。(しかもアロウズだし…)
ちなみに今回の変更箇所に、後方が良く見えるようにバックミラーを改良したというものがある。つい笑ってしまいそうになるが、トップチームと比べて明らかに遅いマシンの場合コレは死活問題だ。レコードラインから大幅に外れるようにして譲らなければブルーフラッグ振られまくり、下手するとペナルティ、いやもっと悪いことに後でシュー兄ちゃんあたりに殴られかねない(笑)。
しかし前レースから一週間しかインターバルがないのに、よく頑張っていると思う。
新車導入は少し遅れそうとのことだが、焦りは禁物。一歩一歩前進していってくれればそれで良い。


注目の予選結果は、予想外にもルノーのフィジケラが通算3回目となるPP。確かにルノーは速いが、フィジケラは2ndドライバーのイメージが強いし、実際チームメイトのアロンソの方が速いハズ。そのアロンソが8番手というのも意外。
※4位のシュー兄ちゃんが10グリッド降格のため、実質7番手スタート。
どうしたアロンソ。作戦が違うのか?

HONDAのバトンが2番手。HONDA初優勝なるか?しかしバトンはレースではあまり強くないというか目立たないような気がするのは気のせい?結局また3位~5位くらいで終わりそうな予感。

そしてやっぱり速いルーキーのロズベルグ。なんと参戦2戦目にして3番グリッドだ。チームメイトのウェーバーも速いはずなんだが(ジャガー時代はめちゃ速かったのに)、どうもウィリアムズに移籍してからいまいちパッとしない感じ。今回は5番手(実質4番手)。
マクラーレンのモントーヤが6番手、ライコネンが7番手(実質5、6番手)。珍しくモントーヤがライコネンを上回った。注目のRBRクリエンが9番手(実質8番手)。


さて、いろんな意味でアツイ決勝だ。
V8エンジン大丈夫かな。どっかんどっかん逝くかもな。
ざぶとん一枚。→

  by RX-Kei | 2006-03-19 10:43 | すぽると | TOP▲

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